J.I.G. ジギング インストラクターズ グループ

宮古島のカンパチ

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小野誠 2008年7月3日 宮古島にてカンパチ47キロ キャッチ!!

(以下、シャウト!フィッシャーマンズツールHPより抜粋)・・・・・・・・・

ジグ:ステイ300gシルバーグロー(廃盤カラーでごめんなさい。)
アシスト:パワーアシスト 7/0
ロッド:シャウト!プロトタイプ
リール:スタジオオーシャンマーク ブルーヘブンL120
ライン:YGKよつあみ ウルトラダイニーマWX8 4号
リーダー:YGKよつあみ FCアブソーバー 100lb

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浅井陶太(あさいとうた)
1962年4月26日生 名古屋市在住
TEAM クラブ BIG ONE
シマノ インストラクター

小学生の頃。当時の人気漫画「釣りキチ 三平」を読んだのが釣りとの出会い。祖父とのヘラブナ釣りで本格的に釣りを始め、その後は川釣り中心に釣行するが、やがて海のルアーへも出掛けるようにな る。 ここ数年。長崎平戸で出会った「キラージグ」「キラージャーク」といった、幸漁丸の常連さん達の釣り方で考えが変わり、太いライン、重いジグにハ マっています。最近は根の荒い場所へも好んで出掛けます。

ジギング&キャスティングでのクロマグロ

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パパ大津留 2008年9月17日 青森県竜飛沖にてクロマグロ113.6キロ キャッチ!!

(以下、本人のレポートを記載)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

青森県竜飛沖。あの潮の早い中で、潜ったクロマグロが良く獲れたものです。

確かに4ノットを超える潮流の中を、メタルジグで食わすことは容易ではありません。
周囲にはイワシを追うクロマグロがそのドラム缶のような巨体を見せていました。
しかし、漁師の延縄漁、引き縄漁、さらに足の速いボートでのキャステングゲームでは、
バイトさせることができても、水面下のジギングでは中々むずかしかったです。

最初は通常のジギングロッドでやっていたのですが、ナブラのある方向にボートが流れると潜ってしまいます。
しかし、ボートの近くになると大型ほど警戒心が強く直下のメタルジグにはバイトしてきません。
まして、この潮流ではラインが撓み(たわみ)ショートロッドではメタルジグの動きが悪いと判断して、
パームスのコーラルスターツナクラス・8フィートのマグロカスタムで40~50メートルキャストし、
斜めにジャークすることにしました。

メタルジグは鉄ジグのショート、125グラムですから、軽くキャスとしても十分に飛距離が出て、
水平姿勢を保ち良く泳ぎます。キャストから50メートルほどカウントダウンし、高速のリトリーブから
軽いコンビネーションジャークで開始しました。
この早い潮流なので実際は20メートルぐらいしか沈んでないようですが、それでもラインの
撓みがなくメタルジグが良く動いてくれました。
そして、イワシのサイズにもマッチした事もあってすぐにヒットしました。

ランディングまでの9時間15分を1人でやりきりましたが、それは私の年齢のせいで、
単に時間が掛っただけかも知れません(笑)。ただ、その長時間を励ましながら丁寧に操船してくれた船長と、
上着を脱ぐのを手伝ったり、口の中におにぎりやお茶を放りこんでくれたり、汗を拭いてくれたり、
まるで老人介護のように世話をしてくれた同乗アングラー皆さんがあって出来たことです。

更に、この110キロを超える相手に9時間超のファイとですから、
フック、メタルジグ、リング、スイベル、ライン、リーダー、ライン結束、私の筋力、サポートをしてくれた仲間、
そして多くの運。全てがそろっていたと云う事です。

【使用タックル】

ロッド  パームス・コーラルスターツナクラスCTNS-86X2H(クロマグロカスタム)

ルアー  ネーチャーボーイズ・スイムライダーショート・125g

リール  ダイワ・ソルティガ-Z 6500EXP 

ライン  VARIVAS・アバニ GT マックスパワー 6号

リーダー VARIVAS・ショックリーダー 200LB

フック  オーナー・ステンガートリプルフックST-66  5/0

古谷秀之
ソルトルアー専門店/ヘッドアンドテイル代表

10年前から和歌山 日の岬周辺で、船からシイラ釣りを始めた。
そのシイラが釣れない時、同じ8フィートのロッド。ナイロンライン16ポンドで水深50mまでをジギングで攻めたりしていた。それでもメジロやシオを釣ってはいたが、本当にたまたま釣れたという感じだった。
本格的にジギングにはまったのは、前利伎庸さんが串本で変な釣りがはやっているというので行ってみた時からだ。それは7フィートのバスロッドにアブリール。PE2号から3号でカンパチや底物を狙って釣るというゲームだった。     ソルトルアー専門店ヘッドアンドテイル代表古谷秀之
その頃の僕は、パームスの8フィートのロッドにペン7500。PE6号にリーダー100ポンドというごついタックルで串本に行っていたのだ。そこで初めて佐藤統洋氏や北村京一氏と出会うことになる。彼らの釣りに衝撃を受け、それがヘッドアンドテイルを始めるきっかけにもなった。それからというもの今日まで殆どジギングしかやらず最も好きな釣りだ。
ジギングの面白い所は細いロッドで大物が釣れ全てがダイレクトな所が良い。また釣れる魚もカンパチ、ブリ、ヒラマサやマダイ、ヒラメ、底ものなど高級魚のオンパレード。御大佐藤氏もそれではまっていると思う。家族も魚が好きで、良い魚しか食べなくなってしまった。
最近では魚を〆るためにマイ手かぎも釣りに持っていく。佐藤氏の好きな神経抜きは魚が余りにも痛そうで出来ない。家にはステンのプロ用魚専用流しも買ったし出刃も色々ある。ジギングは釣って楽しいし帰ってからも皆に喜ばれるので嬉しい。(毎回釣って帰るわけではないが…)
今では水深300mも可能になったジギング。1本のラインを通して海底の様子を想像するのも楽しい物だ。特に僕は魚探を見るのが大好き!釣れなくても良い反応があれば燃えてしまう。だからトモ、ミヨシが有利でも胴の間の魚探が見えて船長と話しができる所が好きなポジションだ。
今年はオオマサを釣りたくて九州にかなり通ったが10kはおろか8kも釣れなかった。好きなGTも初めて1回も行かなかったのに。海外もここ10年年数回行っていたのにとうとう行かなかった。これはヘッドアンドテイル売上不振によるものです(汗)。
来年はロードハウへ行って30kのヒラマサ釣ってやるー。

南 知之
有限会社ホッツ代表/全日本イカ様倶楽部常任幹事

仕事柄(釣具のテスト釣行)国内、国外を問わず様々な船に乗り込み、釣りをするのだが、初めてジグを見る船長は大概「そんなもので釣れるの?」と言いたげな顔をしたり、実際にズバッと言い切られる。 まあ、百聞は一見にしかずと、こっちも必至に向きになってジグをしゃくる。
1匹釣ったぐらいでは"マグレ"と思われるようで、2匹目ぐらいから「ほぅ~」とちょっと関心を示してくる。船長達は自分達が常日頃している漁や遊漁の方法と違うジギングに戸惑いながらも「これはこれで釣れるではないか」と信用してしまうのだ。(たぶん…)    
ただ、漁師さんに限ったことでなく、ジグはルアーフィッシングを愛好する人たちの中にも最初の1匹を釣るまでは"信用を置けない奴"になっているのではなかろうか。ましてやエサ釣師からするとよけいである。なんせ金属の塊なのだから。
そんな"信用を置けない奴"なのだが、実際には青物だけでなく底物、石物、砂物、その他諸々、多種多様な魚が反応し、ヒットする。「こんな魚がジグで釣れるんだ」という意外性も楽しさの1つだろう。
ジグに魚がアタックする瞬間もゾクッとする快感が味わえる。前触れもなく宙層で根掛りかと思うぐらいにビクともしない大きな魚もあれば、ジグに纏わりつくのが分かる魚もいる。ヒットパターンをつかめば面白いように釣れるし、釣れない時はジャークのリズムに変化をつけ、ジグのサイズやカラーを変え、いろいろ思案するのも楽しいものだ。それでも釣れない時もあるのだが、次回の釣行のいい勉強になったと思えばこれまた楽しい。(本音を言うとその時は悔しいけれど)
どんな釣りでもそうだろうが、思考することを停止してしまうとつまらない。1回のフォールごと、ジャークごとに誘いや食わせの間を作り、魚がヒットしてくるイメージを描きながら「次のジャークで食わせるぞ!」と意気込み、ピタリとタイミングがはまった時の爽快感は筆舌に尽くし難いものがある。信用を置けない金属の塊を自在に操り、釣った喜びを味わえるのが、ジギングの大きな魅力である。

ホームページをごらんのアングラーでジギングに興味がある方、一度はジギングしたけれど面白くなかった方、ジギングは本当に面白い奥の深い魅力的な釣りです。J.I.G.では初心者講習会やレベルアップ講習会を開催しています。ジギングの魅力にどっぷりとはまってもらうべく、インストラクターが丁寧にやさしく(中には見た目が怖いインストラクターもチラホラいますが、本当はやさしい)講習しますので、多くの方の参加をお待ちしています。

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