みなさんご存知のジギングの釣魚代表格。
モジャコから始まって、ワカシ、イナダ、ワラサとか、ツバス、ハマチ、メジロとか大きくなるにつれて数々の変名を持った出世魚の代表格でもあるんです。
だからまず自分の釣った魚が「これは、メジロかなそれともブリかな?」って感じでアングラーを悩ます魚でもあります。
諸説紛々ではありますがアングラーの間では20cm単位で表すのが一般的でしょう。


20cm以下 20~40cm 40~60cm 60~80cm 80cm以上
モジャコ ワカシ
ツバス
イナダ
ハマチ
ワラサ
メジロ
ブリ

これはかなり勝手な判断基準で、本来は重さで判断されるのが妥当でしょう。
特に日本の場合は魚類を食用として考える伝統があるため、市場などでは重さで区別されるほうが多いようです。上記の基準はゲームフィッシャーの勝手な基準と言えなくもない訳です。でも解りやすいのでこれはこれでいいのでしょう(笑)
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さて、この魚。典型的な季節回遊魚って事になっていますが、釣り人の実感としては海域によってかなり行動パターンが違うようです。
全国的に見れば釣れる季節にも確定的な決まりはないようです。でかいのを釣りたい人は季節ごとの地域情報に目を光らせる必要があります。海域といえば釣れる場所や、食性によって多少食味に違いもあるようで、関西以西では伊予灘のブリは美味と評判ですね。
通常ターゲットとなるのはハマチクラス以上の固体なのですが、ブリクラスが混在することも間々あり、近海のターゲットとしては
数釣り、型狙い共面白いでしょう。ブリクラスになるとファイトはかなり面白くなり、8kgから上になると相当パワフルな引きを見せます。
どちらかというと下方に向かってトルクのある引きが特徴で、固体によっては相当しぶとく突っ込む魚です。

近海で10kg以上の固体なら、自慢できるトロフィーサイズと言えるでしょう。
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